お知らせ

ここ見て!アクアワールド  vol.1

2020年 6月 25日

アクアワールド・大洗をより楽しむために水槽の「見どころ」をお伝えする「ここ見て!アクアワールド」シリーズ。

第1弾はみんな大好き「マンボウ」です。

いつものんびり泳いでいて、「水族館の癒し系」といわれるマンボウ。

本当に、マンボウはのんびりした生き物なのでしょうか?

 

1.実は泳ぎの達人?

マンボウには、他の魚が泳ぐのに使うことが多い「尾びれ」がありません。

体の上下にある「背びれ」と「尻びれ」を交互に倒すようにして泳ぎます。

だから、「ゆっくりしか泳げない」と誤解されがちですが、そんなことはありません!

大海原ではイルカのようにジャンプできるほどの泳ぎの達人なんです。

水族館の水槽でもその一面が見られるのがエサの時間。意外にも機敏なその様子はこちらからのぞいてみましょう!

飼育員は1匹ずつ顔を見分けて自分の担当のマンボウにだけエサを与えます。

途中スルーされているマンボウがいるのは、そのせい。決して意地悪ではありません。

マンボウはエサが少なすぎても多すぎても体調を崩しがちなので、きちんと決まった量を食べさせるためにこんな作戦がとられているんですね。

ちなみにマンボウの顔の見分け方ですが…体や目の大きさ、体についた傷の位置、ちょっとした体色の違いがポイントです。

飼育員いわく「慣れれば、貴っと皆さんでもできるはず」とのことですので、ぜひ挑戦してみてください。

 

2.何を食べているの?

自然界では、小魚やイカ、クラゲなどを食べているというマンボウ。

でも、「お食事タイム」でのエサは、棒状の不思議な形状です。

気になるその中身は…というと、「エビ」「アジ」「カキ」をミンチにして作ったゼリー状のもの。

エサを作っている様子は、何だかスイーツ製作現場のようでもあります(でも現場は、ちょっと生臭い…)。

 

見た目はほとんど芋ようかんのようですね。

消化が良く、食べさせやすく、量の調整も楽というこのエサを、まるで掃除機のごとくスポッと吸い込んでいきます。

エサの時間に遭遇した際には、ぜひ食べ方にも注目してみてください。

 

3.マンボウだってこちらを見ている

マンボウ水槽をじっと眺めていると(特にカメラを構えていると)マンボウもこちらを見ているような気がすることがよくあります。

エサの際の振る舞い方でも分かるように、マンボウは意外に人や周りの様子をよく見ている生き物です。

しかも、顔つきだけでなく性格も行動も様々です。

個体識別しやすい生き物だからこそ、細かいところに注目してみてはいかがでしょうか。でひお気に入りの1匹を見つけてみてください。

奥のマンボウ、こっちを見てますね