波打つ模様が美しい“人魚の財布”?それとも洗濯板?!「オーストラリアンスウェルシャーク」の卵

アクアワールド・大洗では初めてとなる「オーストラリアンスウェルシャーク」の卵の展示を2026年5月14日(木)より開始いたしました。

オーストラリアンスウェルシャークの卵(約12㎝)

オーストラリアンスウェルシャークは、南西部太平洋からオーストラリア南部沿岸の浅海から水深60mまでの海域に生息し、最大で全長150㎝ほどになるサメです。日本近海に生息するナヌカザメに近い種類のサメです。ナヌカザメの仲間の卵は、その形と大きさから「人魚の財布」とも呼ばれています。日本に生息するナヌカザメの卵の殻の表面は平滑ですが、本種の卵の殻の表面には美しい曲線の凹凸があり、波打つ模様が特徴的です。なお、模様の意味については詳しいことは分かっておりません。展示中の卵は発生が順調に進んでおり、卵の中でサメの赤ちゃんが成長する様子を確認することもできます。

卵の中の様子


オーストラリアンスウェルシャークは、当館ではこれまでに飼育した事例がなく、未知な部分が多いサメです。当館のサメ飼育員にとっても今回の卵はもちろん、ふ化した仔ザメを見るのも初めての経験です。卵の中で育つ新しい命の誕生を飼育員も今から楽しみにしています。卵からどんな仔ザメが生まれてくるのかぜひ想像しながら、みなさまも卵を観察してみてください。

展示場所 5階 なごみの海ゾーン
さめっこるーむ
※卵のみの展示となります。成魚の展示はございません。
生物の状況により、展示が中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
アクアワールド・大洗のサメ類の繁殖研究を紹介した「さめっこるーむ」

アクアワールド・大洗では、サメたちの生態解明に向けて繁殖にも力を入れており、館内5階「さめっこるーむ」では、当館生まれのサメの赤ちゃんの展示とともに、当館におけるサメ類の繁殖研究の最新情報を紹介しています。今回の卵の展示とともに、この機会に当館の取り組みにもぜひ注目してみてください。