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マンボウばなし①

マンボウについて書いたことがあまりなかったので、

少しずつですが、マンボウの飼育の裏側をお届けしたいと思います。

今回は、ずばり『淡水浴』のお話です。ちょっと長くなりますよ^^

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知っている方も多い通り、マンボウの体には寄生虫がたくさんいます。

体の表面の寄生虫は、水槽に慣れてくるにつれて、いつの間にかいなくなることが多いです。

ただ、水族館での生活が長くなると、少なくなるどころか増える寄生虫の種類もあります。

この寄生虫、特についてしまうと、やっかいなのが『眼』なんです。

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寄生虫を取ろうとこすったり、眼を閉じたままになったりして、眼の表面が傷ついてしまいます。

そこから体調不良につながることもあるため、眼は特に注意して観察しています。

 

実際に、眼についてしまうとどうなるか?を、今回は特別にお見せしましょう…

こうなりますっ↓↓ぎょぎょぎょっ

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朝の見回りにいくと、昨日までは普通だったのに、それが一変、左目がっ!!

私は勝手に、この状態を『エクソシスト状態』と呼んでいます…笑。

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かゆいのかは分かりませんが、眼を閉じたまま…こうなると確実に寄生虫がいます。

 

というわけで、急きょ寄生虫を取るために『淡水浴』をします!!

その名の通り、海水魚であるマンボウを淡水に浸けるもしくは淡水をかける処置です。

実際の作業はこんな感じデス↓↓

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こうすると、表面に付いた寄生虫を除去することができます。

マンボウに限らず、他の海水魚でも寄生虫がついている場合には行っています。

 

しかし、みなさん…ネット上で話題になるくらい

「超デリケートな、あのマンボウに淡水かけちゃうって大丈夫なのっ?」て思いましたよね…

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もちろん、長時間は無理ですので、ほんの短い時間だけですが、

意外と大丈夫なんですよ、これが。。。飼育員だからこそ言えるんですが。

みなさんが思ってるよりは、弱くないと思います。

 

淡水浴が終わると…

サッパリして、おめめもぱっちり、このとおり☆

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こんな作業を開館中に行っているので、

マンボウの水槽にダイバーがいたら、注目してみて下さいね♪