のぞいて見よう!飼育員さんの毎日♪
- 投稿日:
- 2017年9月27日
- 投稿者:
- アテンダント
水族館で働く憧れの存在、”飼育員”さん!
みなさんは飼育員さんが、毎日どんなお仕事をしているのか知っていますか?
今回は魚を飼育する〈魚類展示課〉の飼育員さんに密着取材!
いつもは見られないお仕事の内容を、飼育員さんが使っている専門用語を交えてお伝えします!
・測温(そくおん)
水温を測ります。
そのときに魚や水槽の様子もチェック!

測温表と水温計
・残餌取り(ざんじとり)
残ったエサを取り除きます。
そのままにしておくと、水質が悪くなって魚達が病気になってしまうこともあるんです。
・調餌(ちょうじ)
魚達のえさの準備。
魚によって口の大きさが違うので、食べやすいように色々な大きさに切り分けます。
・給餌(きゅうじ)
エサをあげることです。この時間が魚達を観察する最大のチャンスです!
エサが食べられているか、魚達がけんかをしていないかなど、
異変にもいち早く気が付くことができます。
・水槽掃除
特に太陽の光が差し込む水槽は、汚れていくスピードが速いので、頻繁に掃除をしなくてはなりません。
大きな水槽はウエットスーツに着替えて、魚と一緒に泳ぎながらお掃除!
水槽の水が冷たいと、寒さで手足が動きにくくなってしまい、体力も奪われます。
一見楽しそうに見えますが、過酷なお仕事です(*_*)
・ショー
アクアウォッチングはダイバーさんとアテンダントの水中対話ショー!

アクアウォッチングの様子
みなさんに観て頂いているのはダイバーさんですが、裏側では機械操作、バックヤードでケーブル操作…
たくさんの人が関わって一つのショーを作り上げているんですよ!

会場の後ろにある演出控え室。ここで会場に流れる音やカメラ映像の切り替えをしています。

ダイバーさんの持つカメラのケーブルの長さを調節します。
ここまでお仕事の様子をお伝えしてきました。専門用語もありましたが難しかったですか?
これはお仕事のほんの一部です。
時には魚の搬入を行ったり、漁師さんの船に乗って魚を採集、地曳網調査をしたりと、
まだまだ色んなお仕事が沢山あって毎日飼育員さんは大忙しです!
水族館で飼育している魚達を観た際には、飼育員さん目線で観察してみてくださいね♪