2020年12月22日
中流の自然水槽でサケの展示を始めました。
久慈川漁業協同組合では毎年、サケの資源保護を目的として人工受精をしており
今回は11月18~20日に受精した卵をいただきました。
サケの発眼卵
水族館に持ち帰った時には卵内で成長が進み、外から黒い眼が見える「発眼卵」の状態です。
時々、卵の中で体を動かす姿も確認できました。
そして人工受精から約1ヶ月後の12月19日、ふ化した一匹の稚魚を発見。
卵からふ化した稚魚
翌日以降もふ化が続き、無事に多くの稚魚が誕生しました。
稚魚には栄養の詰まった袋があり、当分は餌を食べずにこの栄養を吸収して育ちます。
これからの成長が楽しみです。
展示場所 | 「中流の自然」水槽 (森と川ゾーン) |