スタッフブログ

スーパーグランマ

大賑わいのシルバーウィークも終わり、水族館にも「日常」が戻ってきました。

今日は先日の「敬老の日」にちなんで、屋外フンボルトペンギン水槽で元気に過ごす「スーパーおばあちゃん」のお話をしようと思います。

何と9羽の「孫」をもつ「スーパーおばあちゃん」とは…

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右に赤、左に黄色と茶色のバンドが目印です

今年21歳になった「№138」です。

ペンギン水槽の「長老」といえば、27歳の「№76」や「№83」について、このブログでも何度かご紹介してきました。

でも、この「№138」も女性№2のお年より。立派な「大御所」なんです。

しかも彼女のすごいところは、年をとっても「若いペンギンに負ける気はさらさらない!」というその気概。

スタッフがエサを持って来れば真っ先に近づいておねだり…

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食べたいときには遠慮なんてしないわよ!

自分の子どもばかりでなく、孫まで蹴散らしてエサをゲットしていきます。

あまりの勢いに「ちょっと大人げないかも~」と思ってしまうこともしばしばなんですが、その元気いっぱいな「ドヤ顔」がまた、何とも言えずかわいいんです。

「№76」や「№83」など、おじいちゃんペンギンがだんだんおとなしく、性格も穏やかになってきたのとは、本当に好対照。

ちなみにダンナさん「№105」(25歳)も、奥さんの元気にはいつもタジタジ。すっかり「尻にひかれている状態」の今日この頃だったりします。

食い意地は人一倍のおばあちゃん、お年寄りたちはあまり参加しない「水中給餌」にも、果敢にチャレンジしていきます。

ダッシュでエサのもとに泳いでくる姿は、迫力満点!

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赤い矢印が「№138」。熾烈なエサ争奪戦にも果敢に参加します

いつも元気いっぱいな「№138」。実は彼女は11月から始まる季節限定プログラム「フンボルトペンギンのお散歩タイム」の「エース」でもあります。

若いペンギンたちでチームを組んでもなかなかうまくいかず、結局「エース」にご登場いただいた昨シーズン。

本人も「お散歩」はかなり好きらしく、時間になるとソワソワし始め、いったんスタートすれば先頭集団で頑張ります。

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こちらは昨シーズンの様子。赤い矢印が「№138」。孫を引き連れて頑張ってます。

今シーズンも来月早々には「お散歩」練習が始まるのですが、この分だとまた「スーパーおばあちゃん」のご登場となりそうです。

ただしちょっと心配なのが、おばあちゃんの「足」のコンディション。

換羽の後に「趾瘤症」(ウオノメのようなもの)ができてしまい、現在治療中。

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向かって左が「№138」。足に薬をぬって、包帯で保護しています。

幸い軽症だったのと、食欲旺盛で体力もばっちりなので、もう右足は完治しました。残す左も来月の練習までには完治しそうです。

みなさんも屋外フンボルトペンギンにいらした際には、元気いっぱいな「スーパーおばあちゃん」の姿を探してみてくださいね。

それにしても、元気いっぱいな「№138」といい、21歳年下の若者と恋愛中の「№118」といい、当館のおばあちゃんペンギンたちは本当に元気。

この元気が末永く続くよう、応援をよろしくお願いします!