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アクアワールド大洗水族館 スタッフブログ

これからも、よろしくね

アクアワールド大洗では、時々「移動水族館」というイベントを行っています。

ショッピングモールや学校、幼稚園、公園などにうかがって、水族館や生き物のことを知っていただくためのイベントです。

そんな時、水槽を持って行って生き物を展示したり、タッチング水槽で磯の生き物に触っていただいたりというのももちろんですが、時には生き物のはく製や標本を使ってレクチャーをしたり、実際に触っていただいたり、ということもあります。

最近の「移動水族館」で特に「出張」を頑張っているのが、こちらのはく製…

hakusei

「ラッコ」のはく製です。このはく製は、以前当館で飼育していた「マミー」というおばあちゃんラッコです。

ラッコは寒い海にすむ生き物で、なかなか移動水族館に「出張」というわけにはいきませんが、はく製のマミーちゃんは色々なところにお出かけして、たくさんの方に見ていただいています。

実は、生前のマミーには持病があり、晩年はほとんどの時間をバックヤードの予備水槽で過ごしていました。

きっと生きていたころよりもたくさんの方にお会いできているんだろうなぁ…と思うと、何だか感慨深いものがあります。

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おっとりしていてとても美人だったマミー

マミーは、当館でラッコの飼育を始めるにあたって、一番最初に飼育をしたラッコでした。

おっとりした性格で、とてもかわいらしかったマミー。

予備水槽に移ってからももちろんかわいらしさは変わらず、飼育を担当する私たちをいつも癒してくれる存在でした。

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「マミー」と呼ぶとちゃんとカメラを見てくれるマミーちゃん

それだけに、亡くなった後に「マミーがはく製になる」というのは、ちょっと複雑な気持ちだったのも確かです。

でも今、移動水族館で多くの人に囲まれ「ラッコって意外に大きいねぇ」という子どもたちの声を聞くと、「やっぱりマミーちゃんははく製になってよかったんだ」という気がします。

現在、日本で飼育されているラッコは年々減っており、たった15頭しかいません。

「実際のラッコを見たことがない」という子どもさんも多いはずです。

そんな時、近くにマミーちゃんが出張していったら… 実際のラッコの大きさや毛のフサフサ感など、「ラッコ」を実感してもらう良い機会になります。

マミーちゃんには、これからも日本の子供たちとラッコを結ぶ「親善大使」として頑張ってほしいなぁ、と思っています。

マミーちゃん、いつも頑張ってくれてありがとう。これからもよろしくね。

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ラッコは年をとるごとに毛が白くなります。おばあちゃんだったマミーは真っ白できれいですね。

 

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