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ナメダンゴの成長記録+

ナメダンゴは北の冷たい海でみられるダンゴウオの仲間です。

お腹には大きな吸盤があり、岩や海藻にくっついて生活しています。

当館のオホーツクの海水槽で展示しているナメダンゴは

昨年の3月に水族館で生まれました。

ふ化から約1年、これまでの成長の記録を振り返ってみたいと思います。

 

ふ化直前の受精卵です。

卵内には銀色に輝く眼が確認でき、しきりに黒い体を動かします。

もう、外の世界に出る準備はバッチリ!

 

ふ化2日目。

大きさは6㎜ほどで、色や形はオタマジャクシそっくり。

生まれもった本能でしょうか、泳ぎながらも何かにくっ付きたい様子です。

 

ふ化70日目。

大きさは1㎝ほどで、背びれが大きく伸び

まるで王冠を載せているように見えます。

口をハフハフさせ、目の前に泳いできた動物プランクトンを食べます。

 

ふ化から約1年経った現在の姿です。

大きさは2~3㎝ほどで、体のトゲトゲもはっきりとして立派になりました。

生きたプランクトンだけでなく、アミエビなども食べています。

成魚の大きさは6㎝ほどですから、まだまだ今後の成長が楽しみです。

 

そして

アクアワールド・大洗ではナメダンゴのほかに2種類の

ダンゴウオの仲間を飼育しています。

 

こちらは、フウセンウオ。

ナメダンゴほど体のトゲトゲがはっきりしていません。

水槽のガラスにくっ付いているところをパシャリ!

 

そしてもう一種。

こちらは正真正銘のダンゴウオです。

昨年11月からメスが卵を産み始め

バックヤードの水槽では赤ちゃんダンゴウオがたくさん生まれています。

この頃のダンゴウオには「天使の輪」と呼ばれる

白い帯模様があるのが特徴です。

展示水槽へのデビューには、もう少し時間がかかります。

 

以上、ナメダンゴの成長記録とその仲間たちをご紹介しました。

丸くて愛嬌のあるダンゴウオの仲間たちに

ぜひ、会いに来てくださいね。